みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2020-01-01から1年間の記事一覧

【観たい】観たい映画メモ

■ブリット=マリーの幸せなひとりだち スウェーデンに住む専業主婦ブリット=マリー(ペルニラ・アウグスト)は、40年にわたって夫を支えてきた。ある日、出張先で夫が倒れたという知らせを受けて病院に駆けつけると、長年の愛人が付き添っていた。家を出たブリ…

【読んだ】カササギ殺人事件

上巻 1955年7月、サマセット州にあるパイ屋敷の家政婦の葬儀が、しめやかに執りおこなわれた。鍵のかかった屋敷の階段の下で倒れていた彼女は、掃除機のコードに足を引っかけたのか、あるいは…。その死は、小さな村の人間関係に少しずつひびを入れていく。余…

【雑記】犬の多頭飼にメタルラックでDIYしたケージ

雑種の中型犬3歳(19kg) ジャックラッセルテリア2歳(4.4kg) ジャックラッセルテリア生後2ヵ月(1.4kg) 3匹を室内で飼っています。(+猫1匹) それぞれケージを用意していますが、ケージはメタルラックを使用して自作、居間の階段下スペースに設置して…

【読んだ】彼女のいない飛行機

1980年12月、イスタンブール発パリ行きのエアバスが墜落。ただ一人、生後間もない女の子が生存していた。同機には身体的特徴が著しく似た二人の赤ん坊が乗っており、どちらの両親も事故死していた。DNA鑑定のない時代、二組の家族が女の子は自分たちのものだ…

【読んだ】看守の流儀

刑務所、そこは更生の最後の砦―。シャバ以上に濃厚な人間関係が渦巻く場で起きた五つの事件。仮出所した模範囚の失踪、暴力団から足を洗う“Gとれ”中に起きた入試問題流出事件など、刑務官たちの矜持と葛藤がぶつかり合う連作ミステリー。『このミス』大賞受…

【観た】ユーロビジョン歌合戦〜ファイア・サーガ物語〜

世界最大級の歌合戦に出場するチャンスを手にした小さな町のデュオ。だが有力なライバルや邪魔者、舞台での思わぬ出来事が、夢をかなえたい2人の行く手を阻む。Netflix ウィル・フェレルが本領発揮。大好き大好き大好き。 子どもの心を持つ大人役をやらせた…

【読んだ】あなたを愛してから

その夜、レイチェルは夫を撃ち殺した……実父を知らないまま性格破綻の母に育てられた彼女は、母の死後に父を捜す。だがようやく捜し当てたのは残酷な真実だった。ジャーナリストとなり、結婚したが、そのすべてを失った。ようやくめぐりあった真の愛。しかし…

【読んだ】喪失

当初は単純な窃盗と思われたカージャック事件。だが強奪された車の後部座席に乗っていたはずの少女はいっこうに発見されない。捜査の指揮を執るキャフェリー警部の胸中に不安の雲が湧きだしたとき、今回とよく似た手口の事件が過去にも発生していたことが判…

【観た】7番房の奇跡

春には黄色いランドセルで学校へ。娘の入学式を夢見ていた、知的年齢が6歳の父親ヨングと、しっかりものの6歳の娘イェスンに突然の事件が影を落とす。ヨングは殺人の容疑で逮捕、収監。娘はひとり寂しく父を思い、塀の中では父が娘に会いたいと思いを馳せて…

【読んだ】悪魔の羽根

2002年、シエラレオネで5人の女性が殺害された。元少年兵3人が起訴されるが、記者コニーはイギリス人のマッケンジーを疑っていた。2年後、バグダッドで彼に遭遇したコニーは拉致監禁されてしまう。解放時、彼女はほぼ無傷なうえ曖昧な証言ばかりで監禁中の出…

【観た】ハーフ・オブ・イット: 面白いのはこれから

アメフト男子に頼まれて、ラブレターを代筆することになった成績優秀なエリー。お陰で彼との友情は芽生えたけれど、彼と同じ女の子が好きな心の内はかなり複雑...。 Netflix エリーかわいい。 ポールはばかだけど、優しくてとてもいいやつだ。 アジア系のエ…

【読んだ】そしてミランダを殺す

ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは…

【読んだ】三つ編み

3つの大陸、3人の女性、3通りの人生。唯一重なるのは、自分の意志を貫く勇気。インド。不可触民のスミタは、娘を学校に通わせ、悲惨な生活から抜け出せるよう力を尽くしたが、その願いは断ち切られる。イタリア。家族経営の毛髪加工会社で働くジュリアは父の…

【観た】あなたに触らせて

身体の欠損など、健常者と異なる容姿を持つ人々にとって、この世で生きることは決して楽じゃない。冷たい現実や世の中との距離感を描くダークな社会派コメディ。Netflix 外見に囚われれるひと、外見に囚われないひと、囚われまいとしながら囚われるひと。 さ…

【読んだ】わが母なるロージー

パリで爆破事件が発生した。直後、警察に出頭した青年は、爆弾はあと6つ仕掛けられていると告げ、金を要求する。カミーユ・ヴェルーヴェン警部は、青年の真の狙いは他にあるとにらむが…。『その女アレックス』のカミーユ警部が一度だけの帰還を果たす。残酷…

【読んだ】もうひとつのワンダー wonder

いじめっ子のジュリアン、オーガストの幼なじみのクリストファー、優等生のシャーロットの3人の視点から語られる「もうひとつのワンダー・ストーリー」。この本の中ではオギーは脇役であり、オギーとの出会いによってそれぞれがどのように影響を受けて変化し…

【読んだ】wonder ワンダー

オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、…

【読んだ】シンデレラたちの罪

女の子は座席で眠っていた。途中駅でホームに降りた母親を置いて列車は出発、終点で確認したときには、女の子は消えていた…。捜査にあたったストックホルム市警の敏腕警部は、少女の母親の別居中の夫に目をつけた。どうやら母親は、夫に暴力をふるわれていた…

【観た】イングリット ネットストーカーの女

精神病院から退院後、SNS依存のイングリッドは憧れの女性と友達になるためにロスへ引っ越すことに。だがその行動はエスカレートを続け、次第に暴走し始める。 ジャンルはコメディらしいですよ。 確かに、おどろおどろしさはないので、グロさとか心配せずに、…

【読んだ】湿地

レイキャヴィクの湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。侵入の形跡はなし。何者かが突発的に殺害し逃走したらしい。ずさんで不器用、典型的なアイスランドの殺人。だが、残されたメッセージが事件の様相を変えた。明らかになる被害者の過去。肺腑…

【観た】ワンダー 君は太陽

「僕は普通の10歳の子じゃない」。オギーは遺伝子疾患で、人とは異なる顔で生まれた。27回の顔の手術のせいで自宅学習を続けてきたオギーを、両親は外の世界へ送り出そうと決意する。5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難と出会う…

【観た】あの娘が消えた夏

長年にわたって監禁されていた若い女性が、解放されてようやく帰宅した。刑事はその謎めいた誘拐事件の手がかりを集めるが...。Netflix ネタバレ 娼婦の子だと忌み嫌われ、幼い頃に母を亡くした積年の恨みを、誘拐した娘を使って復讐。叔父一家、ほぼ死亡。…

【観た】マダム・フローレンス!夢見るふたり

ニューヨークの社交界のトップ、マダム・フローレンスの尽きない愛と財産は、夫のシンクレアと音楽に捧げられていた。ソプラノ歌手になる夢を追い続けるフローレンスだが、自分の歌唱力に致命的な欠陥があることに気づいていない。愛する妻に夢を見続けさせ…

【読んだ】ホテル1222

雪嵐の中で列車が脱線し、トンネルの壁に激突。運転手は死亡、乗客は近くの古いホテルに避難した。ホテルには備蓄がたっぷりあり、救助を待つだけのはずだった。だが翌朝、牧師が他殺死体で発見された。吹雪はやむ気配を見せず、救助が来る見こみはない。乗…

【観た】セントラル・インテリジェンス

高校時代はスーパースターだったが、今はしがない中年会計士のカルヴィン。そんな彼に突如、当時おデブでいじめられっこだったボブから20年ぶりに会いたいと連絡が。しぶしぶ会いに行くと、彼の前に現れたのはマッチョな肉体へと変貌したボブだった。しかも…

【読んだ】2020年2月の読書メーターまとめ

2月の読書メーター読んだ本の数:7読んだページ数:2023ナイス数:24出口のない農場 (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)の感想想像したような凄惨さもなく、露骨な性描写もなく、犬は可愛くあり続けるのが良かった。恐ろしい事情は抱えているが、主人公に対する…

【読んだ】消えた少年

政治家である夫との隙間風に悩み、幼なじみの陶芸家に心惹かれるエルヴィーラ。陶像のモデルになるだけのはずだったのに…。一度だけの情事。だが、ひとりの少年に見られていた。そしてその直後、少年は姿を消す。壊れかけた二つの家族。北欧の伝説息づく風光…

【読んだ】浴室には誰もいない

匿名の手紙を契機に、ある家の浴室から死体を溶かして流した痕跡が見つかる。住人の男性ふたりはともに行方不明。地元警察と、特殊な事情によりロンドンから派遣された情報部員が、事件解決に向けそれぞれ捜査を始めるが…。二転三転する展開の果てに待つ、「…

【読んだ】2020年1月の読書メーターまとめ

1月の読書メーター読んだ本の数:24読んだページ数:6086ナイス数:22ジェイコブを守るため (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)の感想一人称の法廷もの。 息子ジェイコブの人柄が、さっぱり見えてこないのは、 語り手である父親のアンディの、息子の捉え方を物…

【読んだ】靴ひも

老夫婦が夏のヴァカンスから自宅に戻ると、留守宅が何者かに荒らされていた。家具は倒され、あらゆるものが散乱し、猫が姿を消している。困惑する夫が目にしたのは、40年前、夫が家を出たことをなじる妻からの手紙の束。決して癒えることのなかった過去の傷…