みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりしたものをいうブログ

【読んだ】母の日に死んだ

かつて孤児院から子どもを引き取り、里子として育てていたライフェンラート家の邸から、死後数日経過した遺体が発見された。死んでいたのは邸の主人だったが、ピアが現場付近を捜索したところ、事件は一変する。飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蝋化した三人の遺体が出てきたのだ。30人もの里子の世話に心血を注いでいた男は、恐るべき連続殺人犯だったのか? 〈刑事オリヴァー&ピア・シリーズ〉最新作!

登場人物が多い上に、物語も中々進まず、700ページもあって分厚く。

ちょっと読んでは、登場人物説明に戻り、この人は前に出てきたあの人だろうか?とページを戻ったり、

「あいつ」とか「彼」とかぼかした表記や、年月日や日付けが行ったり来たりもしたもんで、読むのが大変だったが、面白かった。

ヨランダ嬢ちゃんが懐くくらいだから、テオさんはそんなに悪い人間じゃない、と信じたい気持ちでひたすら読んだ。冒頭ではただただ犬の無事を祈った。

フランクフルトにはルフトハンザ航空で2回行ったので、色々思い出しながら読んだ。

フランクフルト空港で、オレンジをミキサーにかけて丸絞りにしたジュースを飲んだ。

 

 

【読んだ】砂男

ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。それは、ベストセラー作家レイダルの13年前に行方不明になった息子ミカエルだった。彼は、自分と妹フェリシアを誘拐した人物を「砂男」と呼んだ―。当時、国家警察のヨーナ警部は捜査にあたったが、それがきっかけで彼の人生は一変していた。相棒サムエルとユレックという男を逮捕。判決後、男は不吉な言葉を吐き、閉鎖病棟に収容される。そこへ妹の監禁場所を知るため、公安警察のサーガが潜入捜査を開始する!

犯人が超人。

恨むべくは国家じゃないか、あんたくらいの超人なら、国家相手にやれるだろう、まるで逆恨みだー、とブツブツ思いながら読んだ。

性欲医師がバカすぎ。

シリーズ物の4作目をいきなり読んだわけだが、前作と続編はどうしようかな、読むかな?

物語の中で、砂男は元ネタの小説があり、母親が寝入りっぱなに子どもに語って聞かせてたという描写があった。

「もしかして砂の妖精!?サミアどんの話を語って聞かせてたの?」とワクワクしたら、

タイトルそのまま、普通に陰鬱な短編小説らしい。Amazonで調べたらサイコホラーって書いてあった。

加えて、「サンドマンがくるよ!」は、ドイツでは、寝ない子を脅すための口上でもあるらしい。へー。

【読んだ】旱魃世界

十年ほど前から兆候を見せていた世界的な旱魃は、ここ五ヶ月のあいだ、各地で急速に文明社会を崩壊させつつあった。マウント・ロイヤル市の住人たちが競うように水を求めて海岸へと殺到する中、医師ランサムは市内にとどまり破滅まで引き延ばされた時間を緩慢と生きていたが……生物を拒絶するように変質してゆく世界のランドスケープを、叙事的な文体で超現実の絵画のように描く。〈破滅三部作〉の一角を為す『燃える世界』を著者自らが徹底改稿し、改題した傑作。本邦初訳。

旱魃世界という、主人公に展開される物語は興味深かったが、世界観に入り込めなかった。

登場人物たちのありそうでない絆とか、それぞれの関連図がなかなか頭に入って来なかった。

あと、チーターやライオンを従えて歩くとか、古い映画のような映像が頭に浮かんだ。

章立てで語られる物語も、小学生の頃よく読んだ、「子どものための世界文学の森シリーズ」が思い出され、頭から離れなかった。