「僕は普通の10歳の子じゃない」。オギーは遺伝子疾患で、人とは異なる顔で生まれた。27回の顔の手術のせいで自宅学習を続けてきたオギーを、両親は外の世界へ送り出そうと決意する。5年生で入学した学校で、オギーはいじめや裏切りなど初めての困難と出会うが、くじけそうになりながらも立ち向かうオギーの姿に、周囲の人々が変わり始める。そして忘れられない1年を締めくくる修了式の日に最大の出来事が待ち受けていた…。
休校中の7歳が、「ワンダーくんは太陽」と読み間違い。
主人公のオギーだけでなく、オギーを取り巻く人たちの心情を、丁寧に描いてくれているので、自然に共感。
いい話だった。本も読みたい。
ジュリアンはどうなったんだろう。
ある意味一番心配な子どもだと思う。