みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2020-02-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】浴室には誰もいない

匿名の手紙を契機に、ある家の浴室から死体を溶かして流した痕跡が見つかる。住人の男性ふたりはともに行方不明。地元警察と、特殊な事情によりロンドンから派遣された情報部員が、事件解決に向けそれぞれ捜査を始めるが…。二転三転する展開の果てに待つ、「…

【読んだ】2020年1月の読書メーターまとめ

1月の読書メーター読んだ本の数:24読んだページ数:6086ナイス数:22ジェイコブを守るため (ハヤカワ・ポケット・ミステリ)の感想一人称の法廷もの。 息子ジェイコブの人柄が、さっぱり見えてこないのは、 語り手である父親のアンディの、息子の捉え方を物…

【読んだ】靴ひも

老夫婦が夏のヴァカンスから自宅に戻ると、留守宅が何者かに荒らされていた。家具は倒され、あらゆるものが散乱し、猫が姿を消している。困惑する夫が目にしたのは、40年前、夫が家を出たことをなじる妻からの手紙の束。決して癒えることのなかった過去の傷…

【読んだ】湖畔荘

ロンドン警視庁の女性刑事が問題を起こして謹慎処分となった。女児を置き去りにして母親が失踪したネグレクト事件を担当していて上層部の判断に納得がいかず、新聞社にリークするという荒技に走ったのだった。ロンドンを離れ、コーンウォールの祖父の家で謹…

【読んだ】森へ─少女ネルの日記

カリフォルニア北部の森のなかで、少女ネルは両親とバレリーナをめざす一歳上の姉に囲まれて暮らしていた。自然に抱かれ、のびのびとした生活を送る一家。しかし、そんな暮らしにも突然暗い影がさしはじめた。優しかった母が癌で亡くなり、しかも、その頃か…

【読んだ】出口のない農場

フランスのどこか田舎町。車内に血のついた怪しげな車で逃げてきた、正体不明の男がいた。その男ショーンは車を捨てたものの、森で罠に捕らわれてしまう。目覚めたのは、ある農場の納屋の屋根裏だった。農場の娘マティルドが、足に傷を負い歩くこともままな…