みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

【聴いた】カルテ番号64

未解決だった難事件を次々と解決、やっと日の目を見つつある特捜部Q。だが捜査を待つ事件は増えるばかりだ。そんななか、特捜部の紅一点ローセが掘り起こしてきたのは、20年以上前にエスコート・クラブの経営者リタが忽然と姿を消した奇妙な事件。しかもリタ…

【聴いた】特捜部Q Pからのメッセージ

人気沸騰シリーズ第3弾 北欧ミステリの最高峰「ガラスの鍵」賞受賞! その手紙は、ビンに収められたまま何年間も海中にあり、引き揚げられてからもすっかり忘れ去られていた。だがスコットランド警察からはるばる特捜部Qへとその手紙が届いた時、捜査の歯車…

【聴いた】特捜部Q キジ殺し

いったいこの書類はどこから送られてきたんだ? いつのまにか特捜部Qのデスクに置かれていた20年も前の事件の書類。18歳と17歳の兄妹が惨殺された事件だが、その後犯人は自首して服役中。つまり未解決ではない。なのになぜ未解決事件を調査する特捜部Qに?…

【読んだ】8つの完璧な殺人

ミステリー専門書店の店主マルコムのもとに、FBI捜査官が訪れる。マルコムは10年前、犯罪小説史上もっとも利口で、もっとも巧妙で、もっとも成功確実な“完璧な殺人”が登場する8作を選んで、店のブログにリストを掲載した。『赤い館の秘密』、『ABC殺人事件』…

【聴いた】特捜部Q檻の中の女

捜査への情熱をすっかり失っていたコペンハーゲン警察のはみ出し刑事カール・マークは新設部署の統率を命じられた。とはいっても、オフィスは窓もない地下室、部下はシリア系の変人アサドの一人だけだったが。未解決の重大事件を専門に扱う「特捜部Q」は、…

【読んだ】誰も悲しまない殺人

顔をつぶされ殺された被害者。犯人の目的は 顔を撃たれ殺されたリジー。リジーは町の野球チームのエースを引退に追いやったために嫌われており、町の誰もが彼女の死に同情しない。ある事情でリジーと結婚した元エースが失踪し、警察は彼が犯人とみて捜査を行…

【聴いた】サバイバー 新版

上空で燃料が底をつき、エンジンが一基ずつ停止を始めた航空機のコクピット。ただ独り残ったハイジャック犯である僕は、ブラックボックスに自身の半生を物語る。カルト教団で過ごした過去。外の世界での奉仕活動。とある電話を通じて狂い始める日常。集団自…

【読んだ】傷を抱えて闇を走れ

貧困家庭に育ち、義父から虐待を受けている高校生ビリーは、劣悪な環境から逃れるため、プロのアメフト選手になろうともがいていた。だがシーズンが始まるまさにその日、自宅で義父の死体が発見される。容疑は、前日に義父と喧嘩していたビリーに向くが……。 …

【読んだ】暗殺コンサル

僕は殺し屋だ。といっても、毎日キーボードを叩くだけの殺し屋だ。僕は会社の依頼を受け、“顧客”に小さな不幸が重なり、事故や自殺で亡くなる筋書きを描く。会社はシナリオに沿って暗殺する。その自然な死は誰にも疑われず、僕は高給を受け取る。リストラの…

【聴いた】昨日

村の娼婦だった母の子として生まれたトビアス。ある事件を契機に名前を変え、戦争孤児を装って国境を越えた彼は、異邦にて工場労働者となる。灰色の作業着を身につけ、来る日も来る日も単調な作業に明け暮れるトビアスのみじめな人生に残された最後の希望は…

【読んだ】サスペンス作家が殺人を邪魔するには

オンラインの掲示板に元夫の殺害依頼が投稿された!? シングルマザーで作家のフィンレイは、子育てに奮闘しつつ原稿の執筆に取り組んでいた。だが元夫の件が気になって仕方がない。しかもある人物が依頼に食いつこうとしているのを発見する。どうやらプロの…

【聴いた】ダブル・クロス

高校を卒業して10年、地元デトロイトで、俺はふらふら暮らしてる。チンピラでもヤクザでもねえが、〝組織〟にはやっかいになって、まあ〝パシリ〟だな、額に汗して小銭を稼ぐ日々だ。ブロンドの長い髪、目つきが鋭くてオオカミみたいな顔をしてるから、「お…

【聴いた】第三の嘘

ベルリンの壁の崩壊後、双子の一人が何十年ぶりかに、子どもの頃の思い出の小さな町に戻ってきた。彼は少年時代を思い返しながら、町をさまよい、ずっと以前に別れたままの兄弟をさがし求める。双子の兄弟がついに再会を果たしたとき、明かされる真実と嘘と…

【聴いた】ふたりの証拠

戦争は終わった。過酷な時代を生き延びた双子の兄弟の一人は国境を越えて向こうの国へ。一人はおばあちゃんの家がある故国に留まり、別れた兄弟のために手記を書き続ける。強烈な印象を残した『悪童日記』の続篇。主人公と彼を取り巻く多彩な人物を通して、…

【聴いた】悪童日記

戦火の中で彼らはしたたかに生き抜いた──大都会から国境ぞいの田舎のおばあちゃんの家に疎開した双子の天才少年。人間の醜さ、哀しさ、世の不条理──非情な現実に出あうたびに、彼らはそれをノートに克明に記す。独創的な手法と衝撃的な内容で全世界に感動と…

【聴いた】赤ひげ診療譚

長崎留学から幕府御番医をめざして帰ってきた見習医の保本登は、小石川養生所にあずけられる。“赤ひげ”と呼ばれる医長新出去定に対して事あるごとに反抗していたが、やがて医者としての新出去定に魅せられていく・・・。 山本周五郎の連作短編集で、江戸時代…

【読んだ】老い蜂

友安小輪は、怯えていた。恋人とともに住むアパートに、突然謎の老人が現われ、昼夜を問わずいやがらせを始めたのだ。近くの交番で被害を訴えても、まともに取り合ってもらえない。その数ヶ月後、建築士が何者かに殺害され、その妻が老人に略取されるという…

【読んだ】夜を生き延びろ

1991年、冬の深夜零時、人けのないダイナーの駐車場から発進する一台の車。助手席には、映画オタクの女子大学生チャーリーが座っている。ハンドルを握るのは正体不明の男。ふたりは知り合ってまもない。だが、チャーリーはすでに確信している。この男、二か…

【読んだ】奇妙な絵

優しくて内気な少年テディ。その面倒を見るベビーシッターのマロリーはある日、テディが奇妙な絵を描いていることに気がつく。森の中で、女の死体を引きずっている男の絵だ。テディが何かに取り憑かれたように描き続ける、不気味な絵に隠された真相とは――? …

【聴いた】かあちゃん

江戸の貧乏長屋で5人の子供を育てるお勝。亭主に先立たれたあと、女でひとつで子供を食わせている。涙脆くて気の良い、よく人の面倒を見る性格で、困っている人を見れば放っておけない性分だった。お勝は口が達者で大屋でも町役でもやり込める。その面倒見の…

【聴いた】糸車

お高は病気の父と幼い弟を抱えて家計を回していたが、かなり苦しい暮らしであった。お高の父・依田啓七郎は本当の父ではない。実の親は信濃国松本藩に仕える西村金太夫であった。当時の金太夫は困窮して養育することに事欠く有様だったので、しるべの世話で…

【読んだ】最後の語り部

十三歳のペトラは家族と共に崩壊目前の地球を脱出し新天地を目指す植民船に乗る。物語を聞かせてくれた大好きなおばあちゃんを残して。目的地に到着するまで眠っているあいだに、ペトラの脳には膨大な民間伝承や神話がインストールされる。そしてまた家族一…

【聴いた】書斎の死体

書斎に転がる死体なんて探偵小説の中だけ―が、現実に見知らぬ女性の死体が大佐の書斎で発見された。深まる謎を解くため、ミス・マープルが駆り出され、まもなく被害者と“マジェスティック・ホテル”の関係が明らかになるが…クリスティーが「ありふれた設定」…

【聴いた】五匹の子豚

母は無実だったのです―娘の頼みにポアロの心は動いた。事件が起きたのは16年前。若い恋人に走った高名な画家を妻が毒殺、裁判の末に獄中死したのだ。殺人犯を母に持った娘の依頼で再調査に乗り出したポアロは、過去へと時間を遡り、当時の状況を再現してゆく…

【読んだ】ナッシング・マン

12歳のイヴは、連続殺人犯〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺された。唯一の生存者となった彼女は成人し、幸福だった人生をぶち壊しにした殺人鬼の正体をつきとめようと心に誓い、その経緯をまとめたノンフィクション小説『ナッシング・マン』を出版する。一…

【聴いた】グレイラットの殺人

売春宿で殺されたサミット関係者の男。テロを警戒する政府はポーに捜査を命じる。ポーは3年前の強盗殺人事件との関連を疑い…… Audibleで。 これを一体どうやって、満足いくように収束させるんだろうか。でもやってくれるに違いない。 と期待しながらワクワク…

【読んだ】トゥルー・クライム・ストーリー

2011年末、マンチェスター大学の学生寮から、一人の女子学生が姿を消した。彼女の名はゾーイ。6年が経過するも行方はわからず、世間の記憶も薄れてきた頃、作家イヴリンはこの事件に関心を抱き、関係者への取材と原稿執筆を開始。作家仲間であるジョセフ・ノ…

【聴いた】キュレーターの殺人

クリスマスの英国カンブリア州で、切断された人間の指が次々発見された。プレゼントのマグカップのなか、ミサが行われた教会、そして精肉店の店内で――。現場には「#BSC6」という謎めいた文字列が。三人の犠牲者の身元を明らかにしようと国家犯罪対策庁…

【聴いた】ブラックサマーの殺人

かつて刑事ポーによって一人の男が刑務所送りにされた―カリスマシェフとして名声を誇ったジャレド・キートン。彼は娘のエリザベスを殺した罪に問われたのだ。だが六年後のいま、その娘が生きて姿を現した!キートンは無実なのか?いらゆる証拠が冤罪を示し、…

【聴いた】ストーンサークルの殺人

イギリス、カンブリア州のストーンサークルで次々と焼死体が発見された。マスコミに「イモレーション・マン」と名付けられた犯人は死体を猟奇的に損壊しており、三番目の被害者にはなぜか、不祥事を起こして停職中のNCA(国家犯罪対策庁)の警察官「ワシント…