ある日、ヒースロー空港のバーで、離陸までの時間をつぶしていたテッドは、見知らぬ美女リリーに声をかけられる。彼は酔った勢いで、1週間前に妻のミランダの浮気を知ったことを話し、冗談半分で「妻を殺したい」と漏らす。話を聞いたリリーは、ミランダは殺されて当然と断じ、殺人を正当化する独自の理論を展開してテッドの妻殺害への協力を申し出る。だがふたりの殺人計画が具体化され、決行の日が近づいたとき、予想外の事件が起こり……。4人の男女のモノローグで、殺す者と殺される者、追う者と追われる者の攻防が語られるスリリングな快作!
返却予定日が今日(現在am2:30)なので、昨日の夕飯の後から慌てて読んだ。
登場人物のどいつもこいつもが、異性をすぐに性的な目で見る描写だらけだった。が、読み物としては面白かった。
なんとなく、リリーに肩入れして読んでたけど、リリーが一番とんでもないか。ミランダもクズだが。
男たちはおバカちゃん。
最後の最後まで、安心させてくれない展開で、オチには「そーなっちゃいますよねえ!」と身をくねらせた。
オチのその後がとても気になる。