みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2023-03-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】ホテル・ネヴァーシンク

ニューヨーク州、キャッツキル山地の山あいにそびえる“ホテル・ネヴァーシンク”。ポーランド系ユダヤ人のシコルスキー一家が1930年代に大邸宅を買い取って開業したこのホテルはやがて、トルーマン大統領にも愛される、アメリカ屈指のリゾートに成長する。し…

【聴いた】こうふく あかの

お前は誰だ。俺の子ではない、お前は誰だ-- 。三十九歳。男は、妻から妊娠を告げられた。それが、すべての始まりだった。それから三十年の時間が流れた。 「こうふくみどりの」に引き続き、audibleで聴いた。 舞台は東京で、大阪の緑ちゃんが直接的に出てく…

【聴いた】こうふく みどりの

辰巳緑、十四歳。夫が失踪中のおばあちゃん、妻子ある男性を愛したお母さん、バツイチ(予定)子持ちの藍ちゃん、愛娘桃ちゃん。女ばかりの辰巳家と、謎の女性棟田さん。それぞれのが抱える、過去とは。 audibleで。 それぞれの女子が生きてきた道を思い巡ら…

【聴いた】みんな知ってる、みんな知らない

1995年6月4日、奇しくも同じ日に起こった“事件"により、9歳の二人の少女は49日間、一人きりでの軟禁を余儀なくされた。奇跡的に生還を果たして20年後、封印してきた記憶を二人が徐々に取り戻すとき、再び事態が動き出す! 韓国人女性作家の新星による、スリル…

【聴いた】むらさきのスカートの女

近所に住む「むらさきのスカートの女」と呼ばれる女性のことが、気になって仕方のない“わたし”は、彼女と「ともだち」になるために、自分と同じ職場で彼女が働きだすよう誘導する。『あひる』、『星の子』が芥川賞候補となった話題の著者による待望の新作中…

【聴いた】ちいさこべ

茂次は大工の若棟梁だが、川越に出仕事に行っている間に、江戸で起こった大火事で両親も店も失ってしまう。自力でどうにか家業を再興させようと息巻くが、同じ火事で焼け出されて親を失ったおりつを放っておけず、炊き出しの世話などをさせる名目で彼女を引…

【読んだ】まだなにかある

少年は海で溺れていた…見知らぬ町で目覚めたとき、16歳のセスはそれだけを覚えていた。『混沌の叫び』シリーズ、『怪物はささやく』につづく話題作!全英ベストセラー小説待望の邦訳ついに刊行! グドマンドとまた会えるといいなあと願いながら読んだ。解ける…

【読んだ】自由を盗んだ少年

脱北して北朝鮮から「生還」した少年が、北朝鮮の子どもたちの悲惨を赤裸々に書き記した衝撃の手記。 「死にたくなかった。どれほど苦労してここまで来たのか。死んで行く人、死んだ人たちを数えきれないほど見てきて、死体の横で眠ったこともあるぼくでは …

【読んだ】鏡の男

ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった……。警察は監視カメラの映像から、現場近くで…