みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2019-05-01から1ヶ月間の記事一覧

【観た】ハウンター

霧の深いある朝、リサは奇妙なことに気づく。朝から昨日と同じ事の繰り返しなのだ。そして彼女は、自分が16歳の誕生日の前日を毎日繰り返し過ごしていることに気が付く。しかし、庭の外に出ようにも、なぜか外に出られない。一体何が起きているのか?彼女が…

【読んだ】その年、わたしは嘘をおぼえた

2つの世界大戦が暗い影を落とす1943年、「オオカミ谷」と呼ばれる丘陵地で静かなくらしを送るわたしの前に、黒い心を持つ少女が現れた。わたしを、わたしの大事な人たちを、傷つけ、わなにかけ、おとしいれていく。わたしは闘うことにした。けれども、ことは…

【観た】日の名残り

ダーリントン邸の老執事スティーブンスのもとに、以前共に屋敷で働いていた女性ミス・ケントンから一通の手紙が届く。 懐かしさに駆られる彼の胸に20年前の思い出が蘇る。 当時、主人に対して常に忠実なスティーブンスと勝気なケントンは仕事上の対立を繰り…

【読んだ】黒いマヨネーズ

妄想と現実の狭間で、時に怒り、時に涙しながら、人の世の不条理と栄枯盛衰を綴る、天才コラムニスト・ブラマヨ吉田敬の猛毒エッセイ58篇!! 露骨なシモの話は少し照れてしまうが、ニヤニヤ笑える範囲内。 怒り、不満からはじまる話も、独特の思考回路から最…

【読んだ】ひかりの魔女

うちのばあちゃんって一体何者!?浪人生の真崎光一は、一緒に住み始めた祖母が、方々で先生と慕われることに驚く。どうやら昔から色々な人を幸せにしてきたらしいのだ。実際、家族の抱える諸問題もいつの間にか解決してしまった。光一は目撃する。ばあちゃん…

【読んだ】監禁

神に憑かれた牧師アーロン。彼は神への生贄として少女を誘拐、朽ちかけた教会に監禁する。置き手紙から当初は家出と思われたが、状況に不審な点を感じた少女の父親テイトは、元妻とともに娘の行方を追う。テイトの協力者を悪魔的な機知で次々始末していくア…

2019年4月の読書メーターまとめ

4月の読書メーター読んだ本の数:5読んだページ数:1888ナイス数:22ささやかで大きな嘘〈上〉 (創元推理文庫)の感想共鳴し合う者、反目し合う者、それぞれ持つささやかな嘘がつながる瞬間が、その連帯感が気持ちいい。女作者だからこそ書けたのかな。読了日…

【読んだ】忘却のパズル

アルツハイマー病を患うジェニファーに殺人容疑がかけられる。殺されたのは彼女の親友で、なぜか死体の右手は4本の指が切断されていた。手を専門とする整形外科医だったジェニファーは重要参考人として事情聴取を受けるが、病気のせいで、体調次第では親友の…

【読んだ】ありふれた祈り

1961年、ミネソタ州の田舎町。13歳のフランクは、牧師の父と芸術家肌の母、音楽の才能がある姉や聡明な弟とともに暮らしていた。ある夏の日、思いがけない悲劇が家族を襲い穏やかだった日々は一転する。悲しみに打ちひしがれるフランクは、平凡な日常の裏に…