レイキャヴィクの湿地にあるアパートで、老人の死体が発見された。侵入の形跡はなし。何者かが突発的に殺害し逃走したらしい。ずさんで不器用、典型的なアイスランドの殺人。だが、残されたメッセージが事件の様相を変えた。明らかになる被害者の過去。肺腑をえぐる真相。ガラスの鍵賞2年連続受賞の快挙を成し遂げ、CWAゴールドダガーを受賞した、北欧ミステリの巨人の話題作。
シンプルな殺人事件のはずが。
色々過去が事情が、暴かれる、暴かれる。
「肺腑をえぐる」という表現に惹かれつつ、肺をえぐられるなんて怖い、と怯えつつ読んだが、大丈夫だった。
しかし、気の毒ね。
アイスランドの地名だとか、人名だとかに苦労したが面白かった。
シリーズなので他のも読んでみたい。
図書館が予約制、窓口渡しをはじめてくれたので嬉しい。
緊急事態宣言だが、続けてくれるのかな?
追記:緊急事態宣言発令により、予約窓口渡しも終了となりました。
4月1日スタートのわずか一週間で!
仕方ない。