みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2021-12-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】羊の頭

リーダーシュタイン山の山頂で男の頭部が吹き飛ばされた。男は死の直前、たまたまその場に居合わせたクロイトナー上級巡査に、失踪した恋人の行方をある弁護士が知っていると告げていた。恋人が失踪したのは二年前、男の度を超した暴力に耐えかねてのことだ…

【読んだ】狩られる者たち

北欧発驚愕のスリラー、シリーズ第2弾! 広大な雪原に建つ病院の中で男は目覚めた。医師から「サム」と呼びかけられた男は、記憶を失いながらも本能にかき立てられる如く、逃走を試みる――。 「大胆不敵な驚き」「なんとも蠱惑的な犯罪小説」「アルネ・ダール…

【読んだ】時計仕掛けの歪んだ罠

一年七ヵ月の間にスウェーデン国内で起きた、三件の十五歳の少女失踪事件。ストックホルム警察犯罪捜査課のサム・ベリエルは同一人物による連続殺人だと主張するが、上司はそれを否定しまともに取り合おうとしない。しかしベリエルの主張の裏には、彼だけが…

【読んだ】誕生日パーティー

オーストリアの田舎に暮らす、カンボジア移民のキム。その誕生日の祝いの席に突然現れた女性は、少年の頃にポル・ポト政権下のカンボジアを共に逃れた妹のような存在であり、同時にキムが最も会いたくない人物だった……。 かつての過酷な日々に、いったい何が…

【読んだ】ザッカリー・ビーヴァーが町に来た日

ある日、世界一巨漢の少年が現われて、ぼくの中で何かが大きく変わっていく…少年たちのひと夏の思い出をせつなく描く、愛と友情の物語。全米図書賞受賞作。 すごくいい話だった。涙と鼻水が出た。 町の人たちが温かい。 それぞれが、ささやかな事情を抱えな…