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【読んだ】wonder ワンダー

オーガスト・プルマンはふつうの男の子。ただし、顔以外は。生まれつき顔に障害があるオーガストは、はじめて学校に通うことになった。だが生徒たちはオーガストの顔を見て悲鳴をあげ、じろじろながめ、やがて「病気がうつる」と避けるようになる。一方で、オーガストの話をおもしろいと感じる同級生は少しずつ増えていた。そんなとき、夏のキャンプで事件が起こる……。全ての人に読んで欲しい、心ふるえる感動作。

「少しだけ余分に人に親切にしてみよう(J.バリー)」

なんて素敵な言葉。

オーガストのママが言うように、

この地球上には、悪い人よりいい人が多いと信じている。

「特別な男の子」であるオーガストを囲む、クラスメイトの面々であったり、

我慢を強いられたお姉ちゃんヴィアであったり、

仲良し家族に憧れているお姉ちゃんの親友、ミランダであったりの、

各々の心情が描かれているのも、多角的に考えられて、とてもいい。

最後はまさに「こころふるえる」

この作品が発表された時アメリカでは、

いじめっ子の「ジュリアンになるな」運動的なものがあったそう。

映画を観た時も、本を読んでも、やはり一番心配なのは、ジュリアン。

彼については次作で触れられるようなので、早速読もうと思う。

ワンダー Wonder

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もうひとつのワンダー

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ワンダー 君は太陽(吹替版)

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  • 発売日: 2018/10/10
  • メディア: Prime Video