■ブリット=マリーの幸せなひとりだち
スウェーデンに住む専業主婦ブリット=マリー(ペルニラ・アウグスト)は、40年にわたって夫を支えてきた。ある日、出張先で夫が倒れたという知らせを受けて病院に駆けつけると、長年の愛人が付き添っていた。家を出たブリット=マリーは、これまでほとんど働いたことがなかったが、小さな町でユースセンターの管理人兼子供たちのサッカーチームのコーチの仕事に就く。
■ルース・エドガー
文武両道に長けた17歳の黒人少年ルース(ケルヴィン・ハリソン・Jr)は、戦争中の母国から裕福な白人の養父母ピーター(ティム・ロス)とエイミー(ナオミ・ワッツ)に引き取られ、バージニア州アーリントンの高校に通っている。ある日、ルースは課題のことでアフリカ系の女性教師ウィルソン(オクタヴィア・スペンサー)と対立する。ウィルソンは、ルースが過激な思想を持っているのではないかと考えていた。