みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2022-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】ゴールドマン家の悲劇

メガヒット・ミステリ『ハリー・クバート事件』の著者が再びあなたに徹夜を強いる!裕福な伯父一家に何があったのか・・・・・・? 作家であるぼく、マーカス・ゴールドマンは新作を書きにフロリダの別荘を訪れたが、そこで、かつての恋人アレクサンドラと再会…

【読んだ】教場

希望に燃え、警察学校初任科第九十八期短期過程に入校した生徒たち。彼らを待ち受けていたのは、冷厳な白髪教官・風間公親だった。半年にわたり続く過酷な訓練と授業、厳格な規律、外出不可という環境のなかで、わずかなミスもすべて見抜いてしまう風間に睨…

【読んだ】アリスが語らないことは

大学生のハリーは、父が崖から転落して死んだと知らされる。実家に戻ると、美しい継母アリスが待っていた。刑事の話では、父の死体には殴打の痕があった。ハリーはアリスと話し合うが、その態度に違和感を覚える。これは事故か、仕組まれた死か? 過去と現在…

【読んだ】ハリー・クバート事件

デビュー作でベストセラー作家となったマーカス・ゴールドマンは、二作目が書けずに苦しみ、大学の恩師で国民的大作家ハリー・クバートに助言を求めるが、そのハリーが33年前に失踪した美少女殺害容疑で逮捕されてしまう。師の無実を信じるマーカスは独自の…

【読んだ】海岸の女たち

「あなた、父親になるのよ―」それを伝えたくて、わたしは単身ニューヨークからパリへ飛んだ。取材に行ったフリージャーナリストの夫の連絡が途絶えて十日あまり。夫からの手紙には、謎めいた写真が保存されたディスクが。ただの舞台美術家だったわたしは、異…

【読んだ】星の子

林ちひろは、中学3年生。出生直後から病弱だったちひろを救いたい一心で、両親は「あやしい宗教」にのめり込んでいき、その信仰は少しずつ家族のかたちを歪めていく…。野間文芸新人賞を受賞し、本屋大賞にもノミネートされた著者の代表作。 1時間程度で読め…

【読んだ】アンダー・ザ・ドーム

メイン州の小さな町チェスターズミル。人口およそ二〇〇〇人。その町は突如、透明の障壁に囲まれた。上方は高空に達し、下方は地下深くまで及ぶ。“ドーム”と呼ばれるようになった障壁は、わずかな空気と水と電波を通すのみ。パニックのなかで、命を落とす者…

【読んだ】自由研究には向かない殺人

イギリスの小さな町に住むピップは、大学受験の勉強と並行して“自由研究で得られる資格(EPQ)"に取り組んでいた。題材は5年前の少女失踪事件。交際相手の少年が遺体で発見され、警察は彼が少女を殺害して自殺したと発表した。少年と親交があったピップは彼の…

【読んだ】僕の心臓は右にある

いじめられっ子だった尼崎時代、東京での地下芸人時代、__チャンス大城がはじめて語る、あなたの想像を超えてくる実話。 芸歴30数年の芸人、チャンス大城。本名、大城文章(おおしろ・ふみあき)47歳。長すぎる雌伏のときを超え、今、お茶の間の記憶に残る男と…

【読んだ】メイプル・ストリートの家

死を間近にした祖父が、林檎の花びらが舞う果樹園で、孫息子に語って聞かせた“指示”とは(「かわいい子馬」)、母親をいじめる邪悪な継父を亡き者にしようとするきょうだいたちがとったとんでもない作戦(表題作)など、子どもを描かせても天下一品の著者の才能…

【読んだ】ハティの最期の舞台

演技の才能に恵まれた人気者の少女ハティが廃屋で死体となって発見された。彼女はシェイクスピア劇の舞台を終えた後、何者かに殺害されたのだ。事件を追う保安官のデルは、捜査に訪れた高校で生徒から思いがけない言葉を耳にする。「ハティは呪い殺されたの…