みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりしたものをいうブログ

小説

【読んだ】ピクニック・アット・ハンギングロック

あの日は絶好のピクニック日和だった。アップルヤード学院の生徒たちは、馬車でハンギングロックの麓に向けて出発した。だが、楽しいはずのピクニックは暗転。巨礫を近くで見ようと足をのばした4人の少女と、教師ひとりが消えてしまったのだ。何があったのか…

【読んだ】ガラスの殺意

20年前に起きた通り魔事件の犯人が刺殺された。警察に「殺した」と通報したのは、その通り魔に愛する両親を殺された柏原麻由子。だが、麻由子は当時現場から逃げる途中で交通事故に遭い、脳に障害を負っていた。警察の調べに対し、麻由子による通り魔殺害の…

【読んだ】古城ホテル

ニューヨークの刑務所。そこで囚人レイは、無為の世界から脱出するために、「古城ホテルの物語」を書き続けていた。物語の舞台は、国境も曖昧な東欧の古城。崩壊寸前の城を一風変わったホテルへ改築するため、主人公はその地を訪れる。しかし外界から隔たれ…

【読んだ】償いの雪が降る

授業で身近な年長者の伝記を書くことになった大学生のジョーは、訪れた介護施設で、末期がん患者のカールを紹介される。カールは三十数年前に少女暴行殺人で有罪となった男で、仮釈放され施設で最後の時を過ごしていた。カールは臨終の供述をしたいとインタ…

【読んだ】聖母

内容(「BOOK」データベースより)郊外の町で、幼稚園児の遺体が発見された。被害者は死後に性的暴行を加えられていた。事件のニュースを見た主婦・保奈美は、大切なひとり娘は無事だろうか、と不安に陥る。警察は懸命に捜査を続けるが、犯人は一向に捕まら…

【読んだ】人間に向いてない

内容(「BOOK」データベースより)ある日突然発症し、一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる病「異形性変異症候群」。政府はこの病に罹患した者を法的に死亡したものとして扱い、人権の一切を適用外とすることを決めた。不可解な病が蔓延する日本で、異…

【読んだ】暗闇のなかで

戦中、戦後そして現在。戦争の傷跡を写した3枚の写真が、60年の歳月をつなぐ…。3人の平凡なドイツ人の物語を通して、第二次大戦、戦後、そして20世紀ドイツを語り直した、2001年ブッカー賞最終候補作。 セリフが「」でなくて、線│で表現されているのを読むの…

【読んだ】絶対正義

範子はいつでも礼儀正しく、一つの間違いも犯さず、また決して罪を許さない。なにより正義を愛していた。和樹は、痴漢から助けてもらった。由美子は、働かない夫を説得してもらった。理穂は、無実の罪を証明してもらった。麗香は、ピンチを救われチャンスを…

【読んだ】怪物の木こり

内容(「BOOK」データベースより)強烈な個性を放つ最悪の追走劇。感情のないサイコパス弁護士vs斧で襲い、脳を奪うシリアルキラー。2019年 第17回『このミステリーがすごい!』大賞大賞受賞作。 映画のノベライズを読んでいるような薄い文章。臨場感がない。…

【読みたい】よみたい本メモ

■人間に向いてない 内容(「BOOK」データベースより)ある日突然発症し、一夜のうちに人間を異形の姿へと変貌させる病「異形性変異症候群」。政府はこの病に罹患した者を法的に死亡したものとして扱い、人権の一切を適用外とすることを決めた。不可解な病が…

【読んだ】パールとスターシャ

1944年、ユダヤ人の12歳の双子、パールとスターシャはアウシュヴィッツ絶滅収容所に家族とともに送られ、優生学研究に取り憑かれた、“死の天使”、ナチス・ドイツの医師ヨーゼフ・メンゲレが集めた多くの双子たちとともに“動物園”と呼ばれる施設に入れられる…

【読みたい】読みたい本メモ

■ピクニック・アット・ハンギングロック あの日は絶好のピクニック日和だった。アップルヤード学院の生徒たちは、馬車でハンギングロックの麓に向けて出発した。だが、楽しいはずのピクニックは暗転。巨礫を近くで見ようと足をのばした4人の少女と、教師ひと…

【読んだ】ベルリンは晴れているか

1945年7月。ナチス・ドイツが戦争に敗れ米ソ英仏の4ヵ国統治下におかれたベルリン。ソ連と西側諸国が対立しつつある状況下で、ドイツ人少女アウグステの恩人にあたる男が、ソ連領域で米国製の歯磨き粉に含まれた毒により不審な死を遂げる。米国の兵員食堂で…

【読んだ】献灯使

全米図書賞(翻訳文学部門)受賞! 大災厄に見舞われ、外来語も自動車もインターネットもなくなり鎖国状態の日本。老人は百歳を過ぎても健康だが子どもは学校に通う体力もない。義郎は身体が弱い曾孫の無名が心配でならない。無名は「献灯使」として日本から旅…

【読んだ】パラドックス13

13時13分13秒、街から人が消えた。無人の東京に残されたのは境遇も年齢も異なる13人の男女。なぜ彼らが選ばれたのか。大雨と地震に襲われる瓦礫の山と化した街。そして生き抜こうとする人達の共通項が見えてくる。世界が変われば善悪も変わる。殺人すらも善…

【読んだ】ある子ども

少女は14歳で“イレモノ”となり、“産品”を身ごもった。やがて産まれた男児には、ある「欠陥」があった―はたして少女は“母”になることができるのか?全世界1,200万部のミリオンセラー『ギヴァー』(2014年映画化)、その続編『ギャザリング・ブルー』『メッセンジ…

【読んだ】闇の中のデービッド/誕生日の殺人者

闇の中のデービッド ノエルとクララとポジーは父親が病気になった為に、母親の実家に預けられる。そこへ見知らぬ男が現われる。 (日本図書館協会)祖父母と3人の兄弟が住む屋敷に,突如まいこんだ謎の若者デービッドの正体は- 静かな恐怖と不安が渦まく,傑作サ…

【読んだ】ウルフ谷の兄弟

内容(「BOOK」データベースより)母親を亡くし、伯父さんにあずけられることになったバートとアーニーの兄弟。ところが、頼りの伯父さんはアルコール依存症。谷間の一軒家は荒れはてて、兄弟は、得体の知れぬ「影」や、奇妙な「泣き声」におびえつつ暮らす…

【読んだ】クリスティーナの誘拐

財閥の一人娘クリスティーナが誘惑された。一度、解決したかに見えた事件の裏に、意外なドンデン返しが…。 (日本図書館協会) 子どもの頃に読んだ本をまたしても再読。 同じ図書館で同じ本を、二十数年ぶりに借りた。もう書庫扱いだったよ。 家族たちよ、も…

【読んだ】友罪

内容(「BOOK」データベースより)あなたは“その過去”を知っても友達でいられますか?埼玉の小さな町工場に就職した益田は、同日に入社した鈴木と出会う。無口で陰のある鈴木だったが、同い年の二人は次第に打ち解けてゆく。しかし、あるとき益田は、鈴木が十…

【読んだ】マデックの罠

内容(「BOOK」データベースより)ビッグホーンを狩りに砂漠にやってきたマデックとガイドの大学生ベン。ところがマデックは、誤って山師の老人を撃ち殺し、その罪をベンに着せようとたくらんだ。そして―ベンを砂漠に放り出す。食糧も水もあたえず、裸で、裸…

【読んだ】闇のダイヤモンド

善きアメリカ人に巡り会えて良かった。 ジャレットは、面倒くさがりながらも、難民達を放っておけない。根の優しさが漏れあふれている。 さすがあの母の子であり、モプシーのお兄ちゃんだね! 闇のダイヤモンド (海外ミステリーBOX) 作者: キャロライン・B.…

【読んだ】沈黙の殺人者

内容(「BOOK」データベースより)野球チームの監督を殺害した容疑で裁判にかけられるジェレミー。―あのやさしい兄が人を傷つけるなんて、ありえない!妹のホープだけは無実を信じているのだが、事件について、兄はひとことも話そうとしない。「お願い、ジェ…

【読んだ】死のかげの谷間

内容(「BOOK」データベースより)放射能汚染をまぬかれた谷間で、たったひとり生き残ったアン。そこにやってきた見知らぬ男の正体は?―少女の目を通して、核戦争後の恐怖を描く傑作ミステリー。待望の改訳新版!1976年エドガー・アラン・ポー賞受賞作。 子ど…

【読んだ】きりこについて

内容(「BOOK」データベースより)小学校の体育館裏で、きりこが見つけた黒猫ラムセス2世はとても賢くて、大きくなるにつれ人の言葉を覚えていった。両親の愛情を浴びて育ったきりこだったけれど、5年生の時、好きな男の子に「ぶす」と言われ、強いショック…

【読みたい】ヒトラーにぬすまれたももいろうさぎ

小学生の頃、図書室で借りた本。 8時の就寝時間後、布団の中で懐中電灯を照らし、親に隠れて読んだ思い出。 ナチスから逃げる一家の話なのに、妙に明るくのんびりしたイメージの内容だったように思う。とんぼ返りのシーンが印象的。 あとがきで(うろ覚えだ…

【読みたい】児童図書館・文学の部屋―SOSシリーズ

子どもの頃から、ミステリーものを読むのが好きだったんだけど、時々ふと思い出すのが、 「児童図書館・文学の部屋―SOSシリーズ」 クリスティーナの誘拐 (児童図書館・文学の部屋―SOSシリーズ) 作者: ジョーン・ラウリー・ニクソン,Joan Lowery Nixon,宮下嶺…

【読んだ】罪の声

ギン萬事件、前半の株の動きがどうとか、アングラ界の人脈だとか、その辺りは私には読むことが面倒で辛くて、大変だった。 加害者側の家族の視点に物語が寄り添い始めてからは怒涛の如く読み進めることが出来た。 ちなみにグリコ森永事件は、私はずっとキツ…

11月の読書メーターまとめ

11月の読書メーター読んだ本の数:4読んだページ数:1347ナイス数:33闇を覗きしものの感想18年前の事件と、現在の事件、結局繋がってないじゃないか。真犯人が分かった時点でそこになぜ気づかないのか、主人公らは。 女刑事が単独で容疑者の家に乗り込むの…

【読んだ】サラバ!下

簡単な言葉では言い尽くせない読後感。 終盤は涙鼻水。 行ったことのないエジプトに猛烈な郷愁。 本を手に取った時は、「あばよ!」が頭に浮かんだ。柳沢慎吾。 サラバ! 下 作者: 西加奈子 出版社/メーカー: 小学館 発売日: 2014/10/29 メディア: 単行本 この…