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【読んだ】嘘は校舎のいたるところに

夫に家を追い出され、ロンドンに戻ってきた弁護士のセイディ。娘ロビンと暮らすため、亡き母の家に住み、嫌っていた母校に娘を通わせることになる。学校で起きた性犯罪として世間の注目を集める裁判を担当しながら、生徒の母親たちと親交を深めようとするセイディだったが、彼女は母親同士の権力争いに巻き込まれてしまう。そして、ロビンが学校でいじめにあっていることが判明し…家庭と学校で複雑に展開するミステリ。

こういうことってあるのかなー、と現実味はなかった。お話だから当たり前だけど。

娘が行方不明なのに、仕事に出られる気持ちもわからない。

主人公の行動に首を傾げたくなることも多かった。その周辺の人たちの思考も不思議すぎる。特に夫。あまり共感できず終わり。

「それなら仕方ないか」と、納得できる描写があれば良かったのかなー。