スミソニアン博物館勤務の鳥類画家ロニはフロリダ州テネキーの実家で「ボイドの死について話したい」というメモをみつける。ロニの父ボイドは25年前に沼地で謎の溺死を遂げていた。ロニは父の死の真相を追うが、背後には湿地に囲まれた田舎町の大きな闇が……
沼と鳥、ハーブや自然の描写は良かった。
しかし肝心なミステリー部分がさっぱり進展せず、退屈すぎて困った。
主人公の気むずかし屋ぶりも共感できず、
主人公家族の間の「父さんの話はしない」ルールが腑に落ちない。なんでだ。と納得いたしかねた。
ロマンスの予感にも、そう言うのはどうでもいいから、ストーリーの進展はやく!と思った。
ロマンスのお相手、いっそ終盤で「敵だったのか!」となる展開ならいいのにとすら思った。
好みに合わないまま終わった。