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【読んだ】完璧な秘書はささやく

人里はなれたところにある〈ザ・ローレルズ〉で、わたしは回想する──大企業の社長マイナの秘書として活躍した日々を。長らくわたしは、私生活を犠牲にしてまで完璧に彼女に仕えてきた。そして、強い信頼で結ばれたふたりの関係がずっと続くと思っていた──オフィスに警察がやってくるまでは……。予測不能の展開に、じわじわとにじみ出る怖さ。俊英が放つ、傑作サスペンス! 

対等な人として認めてあげていればこんな事にはならなかったでしょうに。と、マイナの狡猾傲慢さが嫌だったのと、

尊厳を傷つけられていることに気付こうとしなかった主人公にもどかしい気持ちになった。

後半の展開が特に面白かった。