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【読んだ】静寂の荒野

環境破壊が進み、人類の居住地は都市のみとなった近未来。ビーアトリスの5歳になる娘アグネスは、大気汚染で徐々に衰弱していた。アグネスを守るための選択肢はただひとつ、空気の清浄なウィルダネス州で行われる実験―野生動物の保護区として残された原生地で、人類と自然の共存を模索する研究―に参加することだった。

そうまでして都市に戻りたくないって、都市、どうなっちゃってるの!?と知りたくてたまらなかった。

野性味あふれる暮らし描写が続くが、大事件が起こるわけでもなく、物語の波風は感じず、森からキャンプを眺めているような気分になった。

研究はなんのため?