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【読んだ】夜に啼く森

ジョージア州北部のアパラチア山脈の山道で、15年前に失踪した女性の遺骨の一部が発見された。ボストン市警の部長刑事D・D・ウォレンは、自警団の主宰者フローラと、コンピュータ・アナリストのキースを捜査の協力者として伴い、現地に飛ぶ。フローラはかつて472日間にわたり、怪物のような男ジェイコブに監禁され、そこから生還した経験を持つ。そして発見された遺骨は、ジェイコブの関与が疑われた最初の被害者のものだった。現地で待ち受けていたのは、監禁事件の際にフローラを保護したFBI捜査官のキンバリー。彼女たちは真相を求め、残りの遺骨を捜索し始めるが…。

このシリーズは女性が強い。

特に刑事のD.DとFBIのキンバリーが好き。

身の安全にくれぐれも気を付けて!誰も死なないで!あなた達には家で帰りを待つ優しいパートナーと子どもがいるのよっ。と、祈る思いで怪物めいた犯人への接近を読み進めた。

フローラは理解ある男性が出来てよかったね。

恋愛描写は好きじゃないので、いささか醒めた目でページをやり過ごしたが、

フローラが建設的な様子で人生に向き合いつつあるのは応援した。

あと、タイトルが怖い。「啼く」ってなんか怖い。「泣く」でも「鳴く」でもないのが怖い。

シリーズはこれで一旦一区切り?