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【読んだ】サイコブレイカー

犯行は、クリスマスイブの前夜に再開された。現場は、ベルリン郊外の精神病院。若く美しい精神科医が何者かに襲われ、サイコブレイカーの被害者に似た状態で発見されたのだ。
その数週間前から、若い女性の精神だけを次々と破壊する事件が勃発、その犯人は〈サイコブレイカー〉と呼ばれ、住民に恐れられていた。猛吹雪で閉じ込められた職員と患者たち。彼らは団結して身を守ろうとするが、一人、また一人と姿を消していくのだった。
しかし、この事件そのものが、実はある心理学実験のためのカルテに書かれた物語なのだ。必然的に、謎の実験に参加してしまう読者、最後に明かされる実験の本当の目的とは……。

なんて嫌な犯罪を犯す犯人だろう。

公序良俗に反するよねーと憤った。クレイジー

だけど面白かった。夢中になって読み進めた。

女医とはこのあとで、淡い恋が展開するのかしら、恋愛話は嫌いだから展開しない方がいいな、とか思ってたんですけど、それどころじゃなかったね!

犯人以外は基本的に良い人ばかりで好ましかった。幸あれ。

あと、本来ならこの本にはギミックとして付箋が付着していたらしい。図書館本のせいか、影も形もなかった。