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【読んだ】急斜面

違法を覚悟でおじの遺灰を撒くべく、クロイトナー上級巡査はヴァルベルク山に登った。山頂近くのレストランで奇妙な女と出会い、その後スキーで一緒に下山することになった。夜が迫る上級者コースをしばらく滑ると、月を雲が覆い、辺りが闇に包まれた。ゲレンデを外れた二人は森の中の空き地に迷い込み、雪の積もったベンチを見つける。そこに雪だるまが座っていた。ミースバッハ刑事警察の敏腕警部ヴァルナー(ただし寒がり)と、はみ出し巡査クロイトナーの迷コンビシリーズ。今作はクロイトナーの逸脱行為が事件解決(?)に大きくからむ。待望の第4弾!

「羊の頭」冒頭で、頭をぶっ放されたクメーダーがご健在で、時系列理解にてんやわんやした。全くろくでなしと連んでるよなー、クロイトナー。でも好き。

ゼンライトナーの奥さんは体重が118Kg。クロイトナーとのやりとりが笑えた。

今回はクロイトナーの人柄が更に描写されていて良かったな。猫。

左翼関係の話は難しかった!