みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

2024-08-01から1ヶ月間の記事一覧

【読んだ】死者は嘘をつかない

この小説は、「ぼく」ことジェイミーの回想記であり、そしてこれはホラーストーリーだ。そう、だってぼくには死者が見える――。 ジェイミーはその能力ゆえに周囲の人々の思惑にたびたび振り回され、奇妙な目にあいながら、どうにか成長していく。しかしある事…

【聴いた】予告殺人

「殺人をお知らせします」……新聞記事の予告通りに起きた殺人事件に名探偵ミス・マープルが挑む! 著者代表作が新訳版で登場! audibleで。 冒頭で強盗殺人未遂事件が起きて、管轄の警察がなんやかんやと動き出したところで、ミスマープルの登場。 ポアロもそう…

【読んだ】車椅子探偵の幸運な日々

難病を患い、車椅子で生活をするダニエルは、玄関ポーチから近所を観察することを趣味としていた。頻繁に通る若い女性のことが少し気になるダニエルだったが、ある日、彼女が誘拐される場面を目撃してしまう。彼はネットを駆使して独自の捜査を始めるが……。 …

【聴いた】もの言えぬ証人

ポアロは巨額の財産をもつ老婦人から命の危険を訴える手紙を受け取った。が、それは一介の付き添い婦に財産を残すという問題のある遺言状を残して彼女が死んだ二カ月後のことだった。ポアロとヘイスティングズは、死者からの依頼に答えるとともに事件に絡む…

【聴いた】エッジウェア卿の死

カーロッタは人気女優ジェーンのものまねで、ポアロを含む多くの観客を魅了した。奇しくもジェーン当人が、ポアロに奇妙な依頼をしてきた。離婚を拒む夫の男爵をなんとか説得してほしいというのだ。純粋な興味からこの依頼を快諾したポアロ。が、数日後その…

【聴いた】葬儀を終えて

「だって彼は殺されたんでしょ?」――アバネシー家の主人リチャードの葬儀後、末妹のある一言が、一族を怪事件へと巻き込んでいく audibleで。 アバネシー家の面々の皆が怪しく、セリフの一つ一つに伏線を感じつつ聴いていたが、犯人を当たることは出来なんだ…