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【読んだ】喪われた少女

アイスランド西部フィヨルドへ週末旅行に向かう若いカップルがいた。数日後、地元警察は別荘で死亡している女性を発見。レイキャヴィーク警察のリーズルは女性の父親を強引に逮捕する。十年後、殺された女性を偲び四人の仲間が絶壁の無人島・エトリザエイに集う。二日後、仲間の一人が崖から転落死しているのが見つかった。捜査に向かったフルダは、やがて過去の事件に隠された深い闇に潜っていくことに。前作『闇という名の娘』の衝撃のラストから遡ること十五年。フルダ自身の父の秘密とともに語られる、少女たちに起きた悲劇とは。待望のシリーズ第2弾!

第1作から遡って、主人公の女警部、フルダが捜査する話。

スターウォーズでいうと、若きハンソロの冒険譚をみた時ような、それと同じような気分になった。(ここでこうなってもさ、15年後にはさ・・という)

フルダの家族関係やら、出世への道やら、それらの関連人物らは、腹に一物おありの感じが生々しい。

事件関連については、保身のための行動が負の連鎖という構造。

次の3作目はフルダと夫と娘の話が語られるんだろうな。予約の順番が早く回ってきますように。只今2人待ち。