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【読んだ】渇きと偽り

連邦警察官フォークは二十年ぶりに生まれ育った町へ帰ってきた。旧友のルークが自殺を遂げたと聞きつけたのだ。妻子を道連れに、なぜか赤ん坊を一人残して―。ルークの親から心中事件の真相究明を依頼されたフォークは、干魃にあえぐ灼熱の町で、自身の秘めた過去とも向き合うことに…。新人離れした文章力と卓越したストーリーテリングで世界中から絶賛されたオーストラリア・ミステリ。英国推理作家協会賞受賞作!

死んだ人たちは、ただただ可哀想。

でも20年前の事件も、今回の事件も真相がわかってよかったね、と思った。

ルークという名前と(スカイウォーカー)その愛情深い両親の存在で、悪いやつなわけないと信じながら、

干ばつにより、やたら火事を警告する標識の描写の多さに、クライマックスは山火事か?と怯えながら、

舞台は灼熱のオーストラリア。豪。カレンダーでいうと12月とかなんだろうか、しかし日付の描写が一切無いのは意図的なのかな、北半球に住む読者への配慮なのかなとか、考えながら読んだ。

続編も借りてるので読む。