みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

【読んだ】ホテル・ネヴァーシンク

ニューヨーク州キャッツキル山地の山あいにそびえる“ホテル・ネヴァーシンク”。ポーランドユダヤ人のシコルスキー一家が1930年代に大邸宅を買い取って開業したこのホテルはやがて、トルーマン大統領にも愛される、アメリカ屈指のリゾートに成長する。しかしあるときからホテル周辺で子供たちの行方不明事件が起こるようになりホテルの人気は凋落。その裏には、一家の抱える秘密があった…。ホテルを取り巻く人々の語りによって真相が暴かれるゴシック・ミステリ。エドガー賞最優秀ペーパーバック賞受賞作。 

大事に育てていれば、こんなことにならなかった。バチが当たった、バチが。と思った。

短編がつながるように、年代が少しずつずれて、語り部が変わるのが、それぞれの関係性を想像しながら読めて楽しかった。