『スター・トレック』が大好きで、その知識では誰にも負けないウェンディの趣味は、自分なりの『スター・トレック』の脚本を書くこと。
自閉症を抱える彼女は、ワケあって唯一の肉親である姉・オードリーと離れて暮らし、ソーシャルワーカーのスコッティの協力を得てアルバイトも始めた。
ある日、『スター・トレック』脚本コンテストが開催されることを知った彼女は、渾身の作を書き上げるが、
もう郵送では締切に間に合わないと気付き、愛犬ピートと一緒にハリウッドまで数百キロの旅に出ることを決意する。
500ページの脚本と、胸に秘めた“ある願い”を携えて―
サンフランシスコからロサンゼルスなら、そんなに難しい距離じゃないんじゃないか。と、
ウェンディを応援しつつ、世界地図で確認したら、親指と人差し指で比較した長さが、青森ー大阪と同じくらいだった。
サンフランシスコもロサンゼルスも行った事あるが、神奈川と千葉ぐらい近いと思ってた。さすがアメリカ。島国暮らしにはイメージが追いつかない大陸よ。
スタートレックは観たことないが、ビッグバンセオリーのおかげで知識が。
クリンゴン語で会話出来るってすごいな!それくらい、視聴者を虜にするのがすごい。
ウェンディは今回大冒険する訳ですが、物語自体は淡々としているのもいい。でも目を離せない。
運ばれた先の病院で、看護師さんが当たり前に犬をステーションで預かって、風呂に入れさせてるのとかもいい。
そういう懐の大きい人間に私もなりたい。