1995年6月4日、奇しくも同じ日に起こった“事件"により、9歳の二人の少女は49日間、一人きりでの軟禁を余儀なくされた。奇跡的に生還を果たして20年後、封印してきた記憶を二人が徐々に取り戻すとき、再び事態が動き出す! 韓国人女性作家の新星による、スリルに満ちたサスペンスの傑作。
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これは、あれじゃないかい、全部ユシンのお父さんのせいでは?とか思ったが、
ヨヌは頭のおかしい奴にずっと目をつけられていたから、遅かれ早かれそうなる運命だったのかな。
少年は、犬猫の扱いがひどいので絶対に許さない。生い立ちがなんだろうと、絶対許さないと思った。
少年の心に変調をもたらした周囲の家族に関しては、祖父は郵便局員の衣食を世話して学費まで面倒見たくせに、養孫に対するその態度はなんだと思った。
どっちの元少女も、今後は末長く幸せでありますようにと願った。