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【読んだ】鏡の男

ある雨の朝、ストックホルムの公園でジャングルジムに吊された少女が発見された。現場に駆けつけた国家警察刑事ヨーナ・リンナは遺体を一目見て驚愕する。彼女は五年前の誘拐事件で行方不明となった被害者だった……。警察は監視カメラの映像から、現場近くで犬を連れていた男の逮捕に踏み切る。強引な取調べがおこなわれるが、その男・マルティンは精神病を抱えていて供述は要領を得ない。だが、警察内で唯一マルティンを目撃者だとみなすヨーナがエリック・マリア・バルクのもとで催眠療法を試みると、途端に彼は饒舌になりある名を口にする

ところどころ、そんなんでつじつま合うんか、と思うこともあるが、著者があとがきで言っている通り、娯楽小説として楽しんだ。

潜入捜査で理性を失う捜査官がまたいた。相変わらず、「ここで、この、性交描写、いる〜?」という頭が一回転するくらい傾げることもあったが、ケプレルさん(夫妻共著ペンネーム)のもはや癖だと思っている。

Keplerと書いてケプレル、読む時には必ずWADADAが頭の中を流れる。

そして、ラストの1行よ!もう勘弁してー、と思ったが、前作で解けていない謎と関連してるんだろうな。