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【読んだ】荒野にヒバリをさがして

復活祭の休みで退屈していた
ニッキーと兄のケニーは、
気晴らしのつもりで、犬のティナを連れて、
田舎へハイキングに出かけた。
春先に鳴くヒバリを見るため――。
ところが、季節外れの雪のせいで、
荒野で道を見失ってしまう。
必死で帰り道をさがしながら、
ニッキーは、家族やこの数年間のできごとに
思いをめぐらす。
幼いころ出て行った母さんや、
特別支援学校に通うケニー、
アル中を克服した父さんのこと……。
雪の荒野をさまようふたりの運命は?

ヒースの生えるヨークシャーの荒野を舞台に、
兄弟、家族の絆をドラマティックに描いた、
心ふるえる感動作。

2020年カーネギー賞受賞。

小学校の図書だよりで、おすすめに上がっていて気になったので借りた。

子ども向けなので、呑気に読めると思っていたが、遭難描写がなかなかヘビーでハラハラした。

兄弟の無事もちろんだが、とにかくどうぞ犬よ無事で、と祈った。うちで飼っているジャックラッセルテリアが同化して想像され、泣けた。

イギリスで全4冊でているシリーズの、4巻目らしい。他のは邦訳されていないようで、邦訳されて欲しい。兄弟のやりとりや取り巻く物語をもっと知りたい!

Brock (English Edition)

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Lark (English Edition)

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Pike (The Truth of Things)
Rook (English Edition)

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シリーズ四作みんな「く」で韻を踏んでますね。