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【読んだ】サスペンス作家が人をうまく殺すには

売れない作家、フィンレイの朝は爆発状態だ。大騒ぎする子どもたち、請求書の山、撒き散らされたコーヒーの粉。もう、だれでもいいから人を殺したい気分――とはいえ、本当に殺人の依頼が舞い込むとは! レストランで小説の執筆の打ち合わせをしていたフィンレイは、隣席の女性に話の内容を誤解され、殺し屋と勘違いされてしまう。殺しの依頼を断ろうとするも、なんと本物の死体に遭遇して……。本国で話題沸騰、息つく間もないサスペンス!

なんでそんな無茶をするのかと、主人公の行動にハラハラした。

防犯カメラは大丈夫なのか、と心配したが、スマホやインターネットはあっても、防犯カメラはない世界観らしく、余計な心配が一つ減り安心しながら物語を読めた。

また、主人公が意外にもモテモテで、妬ましかった。アメリカでは三作めまでシリーズが出ているようで、ニックとジュリアンの間で揺れ動く様子が今から予想されます。

また、スティーブンはたしかにクソ男ではあるんだけど、10万ドルで依頼されるほどの何かがあるのか!?と。そして、依頼したのは誰だい。

二作目でわかるんでしょうか。モテモテは妬ましいが、ヴェロや子どもらが好ましいので、邦訳が出たら早く読みたい。

エル・コシマノって印象的な名前ですね。

エルコ・シマノという日系の方かと思った。

島野L子。