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【読んだ】無痛の子

いくつもの小さな皮膚片が剥がされた女性の遺体。女刑事D・D・ウォレンは現場検証中に階段から転落し、大怪我を負う。ペインコントロールのために訪れた医院で出会った精神科医アデラインは先天性無痛症を抱え、それ故に痛みを専門にしたという。やがて第二の事件が発生、ふたつの事件の類似性を辿ると四十年前の連続殺人事件が浮かび上がる。犯人はアデラインの実父であり、彼女の姉もまた悪名高き殺人鬼だった。米国ベストセラー作家の傑作『棺の女』の前日譚。残酷な運命の下に生まれた女医と手負いの女刑事の執念を描く、ドラマティックスリラー!

痛みを感じない登場人物が出てくるが、

物語の中に出てくる描写は痛そうなものばかりで、「ひいぃ」と読んでいて胃袋がうごめいた。あまり想像しないようにしながら読んだ。

後半から痛快な展開。

前回読んだ、「棺の女」同様、アメリカ的な血みどろバイオレンス。

「棺の女」の前日譚と、かっこいい言い方はしているが、邦訳と日本での発売が前後したということですね。

しかも、シリーズとしては7作目だと言う事で、これからもこのシリーズの前日譚を読む事はできるのかな?