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【読んだ】母の日に死んだ

かつて孤児院から子どもを引き取り、里子として育てていたライフェンラート家の邸から、死後数日経過した遺体が発見された。死んでいたのは邸の主人だったが、ピアが現場付近を捜索したところ、事件は一変する。飼い犬のケージ付近の床下から、ラップフィルムにくるまれ死蝋化した三人の遺体が出てきたのだ。30人もの里子の世話に心血を注いでいた男は、恐るべき連続殺人犯だったのか? 〈刑事オリヴァー&ピア・シリーズ〉最新作!

登場人物が多い上に、物語も中々進まず、700ページもあって分厚く。

ちょっと読んでは、登場人物説明に戻り、この人は前に出てきたあの人だろうか?とページを戻ったり、

「あいつ」とか「彼」とかぼかした表記や、年月日や日付けが行ったり来たりもしたもんで、読むのが大変だったが、面白かった。

ヨランダ嬢ちゃんが懐くくらいだから、テオさんはそんなに悪い人間じゃない、と信じたい気持ちでひたすら読んだ。冒頭ではただただ犬の無事を祈った。

フランクフルトにはルフトハンザ航空で2回行ったので、色々思い出しながら読んだ。

フランクフルト空港で、オレンジをピタゴラ装置みたいなミキサーにかけて丸絞りにしたジュースを飲んだのを思い出していた。