ある激しい雪の夜、一人の男がストックホルム郊外の鉄道線路沿いで保護された。それは、ベストセラー作家レイダルの13年前に行方不明になった息子ミカエルだった。彼は、自分と妹フェリシアを誘拐した人物を「砂男」と呼んだ―。当時、国家警察のヨーナ警部は捜査にあたったが、それがきっかけで彼の人生は一変していた。相棒サムエルとユレックという男を逮捕。判決後、男は不吉な言葉を吐き、閉鎖病棟に収容される。そこへ妹の監禁場所を知るため、公安警察のサーガが潜入捜査を開始する!
犯人が超人。
恨むべくは国家じゃないか、あんたくらいの超人なら、国家相手にやれるだろう、まるで逆恨みだー、とブツブツ思いながら読んだ。
性欲医師がバカすぎ。
シリーズ物の4作目をいきなり読んだわけだが、前作と続編はどうしようかな、読むかな?
物語の中で、砂男は元ネタの小説があり、母親が寝入りっぱなに子どもに語って聞かせてたという描写があった。
「もしかして砂の妖精!?サミアどんの話を語って聞かせてたの?」とワクワクしたら、
タイトルそのまま、普通に陰鬱な短編小説らしい。Amazonで調べたらサイコホラーって書いてあった。
加えて、「サンドマンがくるよ!」は、ドイツでは、寝ない子を脅すための口上でもあるらしい。へー。