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【読んだ】生まれながらの犠牲者

成績優秀で礼儀正しいと評判の13歳の美少女、バーバラが失踪した。前の晩、彼女は生まれて初めてのダンスパーティに出掛けていた。だがパートナーの少年や学校関係者を調べても有力な手がかりはつかめない。警察署長フェローズの指揮による地道な捜査の果てに姿を見せる、誰もが息を呑む衝撃のラスト―。本格推理の妙味溢れる警察小説の名手である巨匠の傑作を新訳で贈る!

ネタバレあらすじ

徹底的に周囲の男たちを調べまくる警察だが、どいつもこいつも嘘をついていないみたい。

かつて金持ち階級の男に言い寄られ、妊娠した挙句捨てられた母親が、娘が自分のように苦しい人生を送ることを恐れて、娘を手にかけたんだった。

 

 

1960年代の作品の新訳だそうで、作品内の会話が、古いサスペンス映画の吹き替えのような声で再生された。

上流階級のボンボンのだらしなさが際立つ。かわいそうに。

 

生まれながらの犠牲者 (創元推理文庫)

生まれながらの犠牲者 (創元推理文庫)