1994年夏、海辺のリゾート地で1歳の女の子が行方不明になった。母親のステラは悲しみを乗り越え、心理カウンセラーとして忙しく働いていた。そんな彼女の日常は、ある人物がクリニックを訪ねてきたことで崩壊する。イサベルと名乗るその大学生を一目見て、20年前に行方不明になった娘であると確信したのだ。夫や友人は誰も、娘が生きていたというステラの主張を信じようとしない。イサベルの正体を探るため、過去を調べはじめるステラ。やがて彼女は恐ろしい真相に出会う…母娘の絆をめぐる戦慄のサスペンス!
はじめは登場人物たちの自己憐憫にイライライラ。
ウジウジウジとした様子をいつまで読まされるんだろうか、とページを進めた。
しかし、後半からは怒涛!
どうやってカウンセラーに?な、設定はともかく、
人の親として、すっかりステラに感情移入しました。