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【読んだ】レイチェルが死んでから

姉の家を訪れたノーラが最初に目にしたのは吊された番犬の死骸だった。そして血まみれで横たわる姉レイチェル。誰かが姉を殺したのだ。残酷な現実をまえに深い喪失感に苛まれたノーラは、犯人捜しに執着していく。彼女は十五年前にレイチェルが襲われたある事件との関連を疑い始め……。姉の死に囚われた妹の鬼気迫る思考と感情を、新人離れした文章力で表現してみせた傑作心理スリラー。エドガー賞最優秀新人賞受賞作。

姉が殺されたのは、15年前の暴行事件と関係があるはず。と、妄執的に犯人探しをする妹。

読んでいると、妹もなんだか不安定な事がわかる。

妹目線で物語が淡々と進む。淡々とし過ぎて、読んでいてワクワクしなかった。

途中でやめちゃおうかと思ったが、犯人が気になるので頑張って最後まで読んだ。

最後はわりと良い終わり方と思う。