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【読んだ】アンダー・ザ・ドーム

メイン州の小さな町チェスターズミル。人口およそ二〇〇〇人。その町は突如、透明の障壁に囲まれた。上方は高空に達し、下方は地下深くまで及ぶ。“ドーム”と呼ばれるようになった障壁は、わずかな空気と水と電波を通すのみ。パニックのなかで、命を落とす者が連続する。そこで動き出すのは町を牛耳る男ビッグ・ジム・レニー。警察力を掌握したビッグ・ジムは混乱に乗じて恐怖政治を開始した。“ドーム”のなかで一触即発の内圧が高まりはじめる―。アクセル踏みっぱなしの小説を書く―そう決意して、“恐怖の帝王”キングが、その才能と筆力のすべテを恐怖と緊迫のために叩き込み、全一四〇〇ページを一気に駆け抜ける。巨匠の新たなる代表作、誕生。

市立図書館から、近所の公民館に予約取り寄せして、借りに行って、びっくりした。

でけえ!分厚い!

文庫本サイズを想像してたら、とんでもないのが来たな、と思いながら読み始めた。

まずは、ビック・ジムとそれを囲む輩どもに腹が立って仕方がない上巻。

大量のプロパンガスという伏線に、嫌な予感しかしない下巻。そしてお得意の阿鼻叫喚。

キングは容赦ないなあ、と思った。

容赦ないよ。犬にも子どもにも容赦ないよ。