デビュー作でベストセラー作家となったマーカス・ゴールドマンは、二作目が書けずに苦しみ、大学の恩師で国民的大作家ハリー・クバートに助言を求めるが、そのハリーが33年前に失踪した美少女殺害容疑で逮捕されてしまう。師の無実を信じるマーカスは独自の調査を開始、そして師に教えられた小説作法31条に従い、一冊の本にまとめ上げることにした。少女は誰に殺されたのか?
これは読んでよかったなー。
一人一人の想いが切ない。
迷いと衝動的な行動が連鎖した結果が、このこれか、と。
少女が死体になって発見されるという、悲劇的な物語だけど、
主人公の語り口調や、登場人物たちのキャラがたっていて、
うふふ、と思わず笑ってしまうようなシーンもあり、読んでいて楽しかった。
続編も読みたい!