イギリスの海辺の田舎町。シングルマザーのジョアンナは奇妙な噂を耳にする。この町に、10歳のときに5歳の幼児を殺した悪名高い女が、名前を変えて住んでいる―面白半分のゴシップ話だったはずなのに、その噂に搦めとられ、周囲の人が怪しく見え始める。疑惑が錯綜するなか暴力行為や脅迫メール、遂には、ひとり息子の身にも危険が…。意外な展開は予想を超えた真相へ。緊迫のサスペンス。
ネタバレあらすじ
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実は主人公の母が、幼少期に殺人を犯していた。真相は悲劇的な事故であった、と語る母。被害者の姉に復讐をされそうになるが、間髪の所で助かる。保護プログラムにより母はよその国へ。観光ビーチで事件を振り返る母。本当は報道の通り、怒りのままに刺し殺したんだよ、と思い出に浸る。
以前読んだ、集英社文庫の「彼女のいない飛行機」が、安っぽい、都合良過ぎる展開過ぎて笑えるくらいだったので、
同じく集英社文庫のこれも、そうなんじゃないかと危惧しつつも、あらすじに惹かれて借りた。読んだ。
内容、薄っぺら!都合良過ぎ!彼氏の情報網、万能すぎ!
主婦が暇つぶしに見るサスペンスドラマ的な。
主人公含め、登場人物らの行動が浅はか。
Twitterで安易に名前を使うとか。
実際人間は浅はかなものなのかもしれないけど。
どいつもこいつも浅はかなせいで、物語に深みがない。
オチにいたっては、読者が小中学生ならゾッとしたかもしれない。