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【読んだ】ファインダーズ・キーパーズ

少年ピートが川岸で掘り出したのは札束と大量のノートの入ったトランクだった。父が暴走車によって障害を負ったピートの家では、毎晩のように両親がお金をめぐって喧嘩をしていた。このお金があれば家族は幸せになれるに違いない……。だが、そのカネは強盗モリスが大作家ロススティーンから奪ったものだった。モリスはロススティーンの小説に執着を抱いていた。だから大事なのはノートの方――そこには巨匠の未発表の文章が大量に記されていた。そしてついに刑務所から出所したモリスは隠した「宝」を取り戻しに川へ向かった……。

読みながら、あれ?あら?と面食らう感覚があり、(物語の中の事件を、読者がさも知っているかのような描写とか)

なんでかなと考えていたら、なんと三部作の第二作目だった!

本当の主人公が上巻の最後に登場。

お話の内容自体は奇をてらわないが、死に至る描写だとかはキング節前回。

頭蓋骨が潰れる描写が「ぽん」

翻訳では「ぽん」だけれども、原書ではどうなんだろう。pom?

下巻の終わりの方、妹がぎゃあぎゃあうるさいな、と思った。