みたいよみたいみたよんだ

みたりよんだりきいたりしたものをいうブログ

【読んだ】わたしたちに手を出すな

私、人を殺してしまった――
言い寄ってきた老人を灰皿で殴り倒した未亡人リナは、倒れ伏した相手を前に愕然とした。マフィアの大物だった夫を亡くした彼女には、頼れるのは娘しかいなかった。だが娘の家へ駆けこんだリナを待ち受けていたのは、ハンマーを持つ殺し屋の襲撃。娘の愛人がマフィアの取引を襲撃し、金を強奪したというのだ!隣家に住む元ポルノ女優ウルフスタインと高校生の孫娘を道連れに、リナの逃避行が始まった――
気鋭のミステリー作家が女たちの絆を描く傑作。

途中までは面白かった。この登場人物たちがどう物語に絡まって最後に昇華するんだろうというワクワクがあった。

が、人がボコボコ死んでいくあたりから、ああそうか、アメリカ作家だもんな。と思った。

アメリカ作家お馴染みのバイオレンス描写が中盤続き、孫娘のルシアはバカちんだし、

老女の友情は悪かないが、なんかとってつけた風。

絆?・・絆ぁ?という感じだった。

登場人物たちのキャラはたってるのになー、というまま終わった。