世界最高のインターネット・カンパニー、サークル。広くて明るいキャンパス、一流のシェフを揃えた無料のカフェテリア、熱意ある社員たちが生み出す新技術―そこにないものはない。どんなことも可能だ。故郷での退屈な仕事を辞めてサークルに転職した二十四歳のメイは、才気あふれる同僚たちに囲まれて幸せな会社生活を送りはじめる。しかし、サークルで推奨されるソーシャルメディアでの活発な交流は、次第にメイの重荷になっていき…。人間とインターネットの未来を予見して世界を戦慄させた、笑いと恐ろしさに満ちた傑作小説。
サークルで働くのはとても楽しそうだが、ソーシャルメディアでの活発な交流はいやだな。
発信、シェア、交流に囚われている人は哀れだ。世のことを他人のことを、知らなくてもいい自由もある。
ちっとも共感できなかったヒロイン、メイ。
メイのばか。もう知らないっ。ていう気持ちになる。
カルデンが、メイに惹かれた理由がよく分からなかった。マーサーが気の毒すぎる。
しかし面白かった!