その夜、マルティンとオーサの夫婦が自宅近くのレストランで食事をしていた、そのほんのわずかな間に、11歳の娘マグダが自宅から忽然と消えた。必死に情報提供を呼びかける夫婦だったが、警察や世間は彼らに疑いをかける。夫婦の間でも互いへの疑心がつのり、やがて彼らの周囲の人々にも波紋は広がって…事件のそもそもの発端は?そしてマグダは今どこに?交錯する過去と現在の人間模様が描き出す鮮烈なサスペンス!
ネタバレ
誰もマグダを理解しようとしていない。向き合わない。
見栄っ張りで自己中で「自分が可哀想」な大人ばかり。
自分のことに精一杯になると、子どもがないがしろになることは、ありえる話ではあるが。
しかし、どうしょうもない奴らばかりだった。性にも奔放。
なんでそうパカパカとパートナー以外とやれるのか。
登場人物の過去現在が入り乱れてそれぞれに影響を与えた。
カーチャが幼少期の思い出の地下壕の扉を封じたが、これがマグダ失踪の答えか。
いやな話だった!
かわいそうすぎる。マグダよ。