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【読んだ】迷路の少女

その夜、マルティンとオーサの夫婦が自宅近くのレストランで食事をしていた、そのほんのわずかな間に、11歳の娘マグダが自宅から忽然と消えた。必死に情報提供を呼びかける夫婦だったが、警察や世間は彼らに疑いをかける。夫婦の間でも互いへの疑心がつのり、やがて彼らの周囲の人々にも波紋は広がって…事件のそもそもの発端は?そしてマグダは今どこに?交錯する過去と現在の人間模様が描き出す鮮烈なサスペンス!

ネタバレ

誰もマグダを理解しようとしていない。向き合わない。

見栄っ張りで自己中で「自分が可哀想」な大人ばかり。

自分のことに精一杯になると、子どもがないがしろになることは、ありえる話ではあるが。

しかし、どうしょうもない奴らばかりだった。性にも奔放。

なんでそうパカパカとパートナー以外とやれるのか。

登場人物の過去現在が入り乱れてそれぞれに影響を与えた。

カーチャが幼少期の思い出の地下壕の扉を封じたが、これがマグダ失踪の答えか。

いやな話だった!

かわいそうすぎる。マグダよ。

迷路の少女 (ハヤカワ文庫NV)

迷路の少女 (ハヤカワ文庫NV)