初めて訪れた場所。なのになぜか見覚えがある…青年刑事オッドは、相棒の女性刑事クインとともにある島に赴いた。その直後から奇妙な感覚にとらわれる。「ぼくは33年前にこの島で殺された少女の生まれ変わりなのだ」と。混乱する記憶を頼りに自分を殺した過去の殺人犯を追うが、なぜか町の警察は非協力的だった。やがて見つけたノートには、前世の自分が書き残した謎のメッセージが…異色度きわだつ鮮烈なミステリ。
主人公の女が、更年期で性的欲求が皆無だとか言う割に、性的な想像ばかりしている。
翻訳のせいかどうかわからんが、皮肉やジョークの応酬が、さっぱり軽快にみえない。
前世設定も活かしきれてないんじゃないの。みんな前世をすっと受け止めすぎる。
という訳で、まったく物語に乗り切れず、半分まで読んで、あとはざっと展開を斜め読みして終わった。断念!