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【読んだ】木曜殺人クラブ 二度死んだ男

老人探偵グループ〈木曜殺人クラブ〉メンバーのエリザベスが、死んだはずの因縁ある英国の諜報員から手紙を受け取った。彼は2千万ポンド相当のダイヤを盗んだ疑いを掛けられて米国のマフィアから狙われており、協力を求めてきたのだ。そしてクラブのメンバーたちは消えたダイヤとスパイ、凶悪な犯罪者たちにまつわる国際的な大事件に巻き込まれる。果たして彼らは解決することができるのか? 豊かなユーモアに、ときにほろ苦い哀愁を織り交ぜた、傑作謎解きミステリ。待望の第2弾登場。

一巻めでは謎のままだった、エリザベスの元の職業が判明して、やっぱりな!という出だし。

今回はマフィアや闇世界で暗躍するビジネスマン、諜報員などが絡んでいたので、どうやって解きほぐすのだろうかと気になったが、無事ほぐれましたね。

ジョイスのイメージが前回よりいっそう想像しやすく、可愛らしかった。スマホでポピーとデイジーの絵文字を打とうとして、ポピーとクリスマスツリーの絵文字を間違えて送信してしまったくだりが面白かった。ふふっと笑った。

死や病気が身近に迫る老人たちだが、これからも末長く元気でいてほしいと願って、3巻を楽しみに待ちます。