8年前、私は息子とともに妻を殺し、古井戸に捨てた。殺すことに迷いはなかった。しかし私と息子は、これをきっかけに底なしの破滅へと落下しはじめたのだ…罪悪のもたらす魂の地獄!恐怖の帝王がパワフルな筆致で圧倒する荒涼たる犯罪小説「1922」と、黒いユーモア満載の「公正な取引」を収録。巨匠の最新作品集。
[1922]
自分本位の考えに取り憑かれて、妻を殺したら、それが男の不幸の始まり。
息子や農場の動物たち、隣家の人たちにはひたすら同情したが、主人公には同情心も庇う気持ちも全くわかなかった。ばかだねー。
[公正な取引]
いつ主人公に、ぎゃふんが帰ってくるかとハラハラしながら読んだが、え、このまま終わり?!
トム一家が気の毒すぎるな。