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【読んだ】森へ─少女ネルの日記

カリフォルニア北部の森のなかで、少女ネルは両親とバレリーナをめざす一歳上の姉に囲まれて暮らしていた。自然に抱かれ、のびのびとした生活を送る一家。しかし、そんな暮らしにも突然暗い影がさしはじめた。優しかった母が癌で亡くなり、しかも、その頃から電気も電話も使えなくなってしまったのだ。町へ行っても食料やガソリンが手に入らなくなった。大きな戦争や災害が起きたためだという噂が流れていたが、本当のことは誰にもわからなかった。電気製品が使えず、食料や日用品を節約する生活は苦しかった。ネルたちは木を切って薪にしたり、保存食を作ったりして乗り切ろうとするが、今度は父が大怪我をして死んでしまった。森のなかで二人きりになってしまったネルと姉は、自分たちの力だけをたよりに、野菜を育てたり、力仕事もして生きのびていく。しかし、やがて二人の運命を大きく変える恐ろしいことが起きて…。

「北カリフォルニアの自生植物」の本があって本当によかったな。

「長い歴史でみると、電気のある時代が異常」という考え方は、なるほど!と思った。

意外にも性描写が。しかし、いやらしさはない。

私は文明の利器が大好きなので、こんな世界になったら困るな。

自生植物の本を、我が家にも一冊買っておこうまいか。

森へ―少女ネルの日記 (Hayakawa novels)

森へ―少女ネルの日記 (Hayakawa novels)

 

映画にもなってた。

スイッチ・オフ(字幕版)

スイッチ・オフ(字幕版)

  • 発売日: 2017/11/08
  • メディア: Prime Video