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【読んだ】ナッシング・マン

12歳のイヴは、連続殺人犯〈ナッシング・マン〉に家族を惨殺された。唯一の生存者となった彼女は成人し、幸福だった人生をぶち壊しにした殺人鬼の正体をつきとめようと心に誓い、その経緯をまとめたノンフィクション小説『ナッシング・マン』を出版する。一方、偶然この本を読んだショッピング・モールの警備員ジム・ドイルは、作者が思った以上に真相に近づいていることを知り、焦燥感にかられていた。いてもたってもいられず、イヴが姿を見せるはずのサイン会へ向かうジム。一触即発の空気のなか、思いもよらぬ展開が待ち受けていた――。犯人解明への執念で綴られた一冊の本が凶悪な犯罪者をあぶり出す。巧緻に長けた圧巻の報復サスペンス小説、登場。

早く捕まれ、捕まっちまえ!とゾクゾクしながら読んだ。

状況を理解するのが困難な文章が時折あり、ページを行きつ戻りつする作業も多かったが、面白かった。

あんな両親に育てられたのに、ケイティがいい子過ぎないか。