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【読んだ】影

ノーベル賞作家である父アクセル・ラグナーフェルトは、脳疾患で全身麻痺となり施設に入っている。息子ヤン=エリックはその威光で尊敬を集めて生活しているが、家庭は崩壊し浮気三昧の日々だった。物語は、高齢で死んだ老女の身元確認から始まる。彼女はかつてラグナーフェルト家で家政婦をしていた。葬儀のために探し物をすることになったヤン=エリックは、事故死と聞かされてきた妹の死因に不審を抱く。やがて彼は、高潔なはずの父が何かをひた隠しにしていることを知る…。人は、ここまで堕ちることができるのか―生きることの絶望と希望に迫る問題作。

どうしたらこんな、プライドばかり高くモラルのない、自分の問題に向き合うことをしない意気地のない人間になるのか、と思った。

作者の大叔母さんはアストリッド・リンドグレーンだって!ピッピ・ナガクツシタ!

ロッタちゃんの映画は恵比寿まで観に行ったよ。