「きみといても楽しくない」。なぜ夫の心は自分から離れてしまったのか。エーヴァはヘンリックの気持ちをとりもどそうと必死だった―。ヨーナスという若者がいた。植物人間となってしまった恋人アンナを献身的に介護している。だが、その看病ぶりは常軌を逸しているようだ―。ヘンリックに不倫の疑いを抱いたエーヴァは、憎悪の炎を燃やす。二組のカップルの葛藤が、ある晩思いがけない出会いを生み、そこから恐ろしい破局が始まる…。ベスト北欧推理小説賞受賞の実力派女性作家が、男女の心の奥底を緻密に描いて新境地を開くサイコサスペンス。
夫のヘンリックは意気地なし、
エーヴァがせめて幸せになるといいなあ、と思いながら読んだ。
ヨーナスがひたすらやばい。
以前読んだ、「影」の読後感には、もやーっとさせられたもんだったが、
今回も引けを取らず!こわーっ!と読み終わった。